保健師になるにはどうすればいいの?
保健師と言われれば、すぐに想像できるのが皆さんが、学生時代に保健室に常駐していた保健室の先生ではないでしょうか?
実は保健室の先生は、看護師の資格+保健師の資格をもっています。これから、皆様が保健師を目指そうと思うのであれば、まずは看護国家資格を取得しなければなりません
その上で、保健師国家資格を取得すれば晴れて、保健師になることができます。なので、皆様が保健師を目指すためには、「看護大学」また「看護専門学校」に通い、看護国家受験資格を取得しなければなりません。
看護大学(4年間)看護専門学校(3年)を無事卒業できれば、看護国家受験資格を取得できるので、受験資格を取得した上で、2月ぐらいに行われる国家試験を受けて、合格すれば、看護国家資格を取得したことになります。
保健師を目指す人が看護学校に合格するには?
保健師を目指すための最初の関門が、看護学校に合格することです。看護学校にも、看護大学と看護専門学校がありますが、近年の高齢化社会とともに、将来の仕事の安定も含めて、看護師の人気が爆発的に伸びています。
受験生にとっては、非常に厳しいことですが、多人数が受験することにより看護学校に合格することが非常に難しくなっているのが現状です。
あまり看護師のことを理解していない方は、専門学校だからある程度の一般常識があれば合格できるのでは?と思われたりもしますが、看護専門学校は簡単に合格することはできません。
看護専門学校に合格するためには「英語・国語・数学」学校によっては生物・小論文なども必要になってきます。英語・国語・数学は最低でも高校1年生の勉強をある程度理解していなければ合格することは難しいでしょう。
近年では、看護師の頭脳レベルが上がれば、患者様の命がより多く救うことができると、言われているほど、看護師の勉学に関する学習レベルも要求されていますので、昔よりも看護師のレベルが上がっているのも事実です。
このように、保健師になるためには、まず初めに看護学校に合格しなければならないので、看護学校に合格するためにも、受験勉強をきっちりと行うことを勧めます。
独学で、高校レベルの勉強を手に入れることは難しいので、基本的には看護学校の受験を専門に扱っている看護予備校に多くの学生・社会人・主婦などは通っています。
保健師を目指す人の適性が気になる人はこれ。
保健師を目指す人の適性で大切なことは、まずコツコツと受験勉強をできる人です。看護学校の勉強は、必ず高校レベルの数学・英語・国語を理解する必要があります。
現在、あまり勉強はしていないけど、保健師を目指してみようかなと思っている人は、とにかく数学の勉強を一からやり直してください。数学が苦手な方は、中学数学からの勉強をお勧めします。よく焦りから、受験勉強のやり方を間違えている方を見ますが、受験問題や過去問ばかり勉強していても、結局はあまり理解できていないのと、変則的な問題が出てきた場合に全く対応できなかったりもします。
入試前はどうしても過去問を集中して行うので仕方ありませんが、入試からある程度期間がある場合は、基礎勉強をすることが一番大切です。一つの単元の勉強を理解することができれば、必ず入試問題でその単元の問題を正解することができます。
もしかりに数Tであれば、「数と式」「実数」「1次方程式」「不等式」「集合と論理」「2次関数」「2次不等式」「三角比」。
数学Aであれば、「場合の数」「確率」「順列と組合せ」
上記に11項目の単元を書きましたが、それぞれの単元をしっかりと勉強すれば、必ず看護学校に合格できるので、一つ一つクリアしていくつもりで受験勉強に励んでください。しかし、上記の11項目の単元は、どれもこれも中学数学からの延長線上の問題なので、数学が苦手な方は、中学一年生からの勉強をすることをお勧めします。入試問題に出てくる変則的な問題って意外と、中学知識で答えまで導き出せたりもしますので、決して高校数学だけが重要なわけはありません。
保健師の仕事は何をするの?内容は?
これから保健師を目指そうと思う方は、保健師の中でもいくつか仕事があることを耳にしていくと思います。
ここでは大きく分けて3種類の保健師仕事内容と保健師の種類を書いていきたいと思います。まず一つ目は、皆さんが学生時代にかかわってきた保健の先生いわゆる「学校保健師」となります。
学校保健師の仕事内容は、学校保健安全法というものによって定められている、「大学」「短大」「専門学校」に通っている「学生や教員」の健康を維持するために配属されている保健師になります。
あれ?っと思いませんでしたか?
実は、学校保健師は「大学」「短大」「専門学校」を中心に行う業務になります。皆様が学生時代に触れ合っていた保健の先生は、学校保健師とは違い養護教諭になります。
学校でお世話になっていた保健室の先生は、いわゆる養護教諭というものに当てはまります。養護教諭の資格を取得することで「幼児や小学生、中学生、高校生」を中心に業務を行うことができます。
養護教諭の資格は、大学で養護教諭養成課程を卒業するか短大の養護教諭養成課程で学ぶ必要があります。しかし、大学や短大ではなく看護学校からでも養護教諭になる方法があります。
それは、「看護学校→看護師資格→保健師資格→養護教諭養成機関→一種免許状→養護教諭採用試験」の手順を踏むことで養護教諭になることができます。
もしかりに初めから養護教諭にを目指しているのであれば、養護教諭を要請している大学か短大に通うことが一番スムーズな流れですが、保健師の資格をすでに取得しているのあれば、大学に通う必要はありません。
保健師になってから行政保健師になるにはどうすればいいの?
上記にも書きましたが、保健師といっても働く場が色々とあります。そして、保健師の中でも一番人気があるのが、行政保健師です。現在高校生であれば、行政保健師と言われてもパッとしないかもしれませんが、行政保健師は、子育てや介護など、地域の皆様の健康を影で支える役目をしています。
一度は耳にしたことがあるかもしれませんが、保健所や保健センターなどで働いている保健師のことを行政保健師と言います。
もちろん、行政保健師も皆さん、まず最初は看護学校に通い看護師の資格を取得した上で、保健師資格を取得し、さらに公務員試験に合格しなければなりません。
行政保健師になるには、いくつもハードルを越えなければなりませんが、行政保健師になれば、公務員として扱われますので、給料の安定や、看護師のように夜勤等がないので、時間が不安定な看護師よりも、日々の生活リズムは安定しています。
行政保健師になってからの仕事内容が気になる人はこれを見て。
上記にも書きましたが、行政保健師と言っても「各都道府県によって設置しされている保健所」か「地方の自治体によって設立されている保健センター」の2種類があります。
そしてその仕事内容は、保健所の場合は、保健センターと比べ幅広く業務を行わなければなりません。精神疾患や難病を患っている方の手助け、そして寒くなってくると必ずと言っていいほど、インフルエンザが発症しますよね。これらの感染などを事前に予防する手助けをしているのも保健所で働く保健師の役目となります。
そして、疫学や統計を詳しく調べるのも保健師の役目となりますので、直接患者様に携わるだけではなく、陰ながら皆様を支えているのが行政保健師の役目となります。
そして、医療の発展により、常に変化する医療のシステム整備なども、保健所で働く行政保健師によって、行われています。
行政保健師の仕事内容パート2。
保健師の中でも大きく分けで、学校保健師、行政保健師そして、産業保健師とありますが、一番、就職先が多いのが行政保健師となります。そして、前回は行政保健師の中でも、保健所について話してきましたが、保健所とは別に各自治体では保健センターというものもあります。
度々法律の改正もありますので、保健所と保健センターの業務内容に重なっているところもありますが、保健センターの役割は、地域の住民に母子に関しての保健の仕事や、現在の高齢化社会には、かかせない、老人保健事業などをメインにサービスを提供しています。総合的な保健サービスを提供する施設です。
主な仕事内容としては、各地域の健康診断や保健の指導、健康診査、その他の地域に必要である業務を行っています。
一見、行政保健師と言われてもパッとわからないこともありますが、これらの保健師によって、私たち地域住民は助けられています。
行政保健師に採用されるにはどうすればいいの?
看護学校を卒業し、保健師の資格も取得すれば、次は就職活動のことになりますよね。そこで、上記にも書いてきましたが、「保健所で働く保健師」と「保健センターで働く保健師」では、そもそも雇用の仕方も変わってきます。
では、保健所で働く保健師はどのようなパターンになるのでしょうか?基本的に特別区(東京都23区)以外では、県で働く職員となります。そして、保健センターは地域密着に近い存在なので市の職員となります。
そして、特別区の場合は区と市を一つのものとして考えているので保健所と保健センターが両方配置されているんですよね。
さらに、県と市で採用の試験も異なりますので、保健所で働くのか、保健センターで働くのかは、初めしっかりと選んだ上で試験を受けなければなりません。もし仮に、保健センターから保健所や保健所から保健センターに働く場所を変えたい場合は、一からの採用試験になりますので少し面倒です。
しかし、皆様のお住まいが、特別区であったり、政令指定都市である場合は、保健所でも保健センターでも採用試験は同じなので、職場の変更などは、県と市で分かれているところよりも、気軽に変更することができます。
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